三井住友カード、人気ゲームとコラボしたVISAカードを発行

2011年02月08日 11:00

 クレジットカード市場は普及期の勢いはなくある種飽和状態の様相を呈している。各カード会社は差別化を図るために、独自のサービス内容の向上を推進しているが、趣味嗜好をくすぐるような要素をプラスすることも利用率向上を促すと考えているようだ。

 そのような中、三井住友カードはKONAMI の人気コミュニケーションゲーム「ラブプラス」のオリジナルカード「ラブプラスVISAカード」を新たに発行し、2月4日より募集を開始している。

 「ラブプラス」は、2009年9月にKONAMIが発売した、”カノジョ”がいる毎日を味わえる新しいタイプのコミュニケーションゲーム。現実と同じ時間や季節の中で恋人生活を楽しむことができ、プレーヤーの好みにあわせてキャラクターの性格や服装、髪型が変わっていく。6月発売の「ラブプラス+」では、現実の場所を舞台とした旅行ができるようになり、よりリアルな体験を楽しめる。同ゲームは「平成21年度文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦作品、「日本ゲーム大賞2010」優秀賞など、多数の賞を受賞している。

 今回発行する「ラブプラスVISAカード」は、「ラブプラス」のキャラクター3人が描かれた、描き下ろしの限定デザインを採用。入会者には全員にゲームの舞台として登場する「十羽野(とわの)高校」の生徒証明書をプレゼントしている。さらに、カード会員限定キャンペーンとして、キャラクターに呼んでもらいたい愛称を募集。採用された愛称は、同シリーズ最新作『Project ラブプラス for Nintendo 3DS』(2011年発売予定)に収録する。

 また、カードの利用金額に応じて貯まるワールドプレゼントのポイントを、同カード会員限定の「ラブプラス」オリジナルグッズに交換できるなど、様々な特典やキャンペーンも用意。「ラブプラス」の世界観を楽しめる、ファンにはたまらないカードが実現したという。