新燃岳噴火で総理が省庁一丸での対応を指示

2011年02月07日 11:00

 枝野幸男官房長官は4日、菅直人総理をはじめとした霧島山(新燃岳)の噴火に関する関係閣僚会議を開き、「菅総理から被災者へお見舞いのことばがあったほか、噴火活動が予断を許さない状況であることから、政府の対処方針を策定し、関係省庁が一丸となって対応してほしいとの指示があった」と語った。

 また、枝野官房長官は「気象庁長官から、当分の間、現在と同程度の溶岩を吹き飛ばす爆発的噴火を繰り返すと考えられ、推移を注意深く見守る必要があると発言があった」とし、松本龍防災担当大臣を中心に地元の避難計画策定に関する支援を行うため支援チームを派遣すること、農業支援では既貸付金に対する償還猶予などをしていることなど、各担当大臣から報告された」とした。
(編集担当:福角忠夫)