労働組合組織率18.5% 推計で横ばい

2011年02月01日 11:00

 厚生労働省が日本の労働組合数と組合員数について昨年6月末現在でまとめた結果、単一労働組合は2万6367組合、組合員数は1005万4000人と組織率は推計で18.5%と前年(平成21年)と同率になったことが分かった。31日発表した。

 労働組合数は前年に比べ329組合(1.2%減)、労働組合員数で2万4000人(0.2%)それぞれ減少した。

 厚生労働省では「労働者の推定組織率は低下傾向が続いているものの、平成22年は前年とかわっていない」としている。

 一方、パートタイム労働者の推定組織率は5.6%と平成17年(3.3%)から毎年徐々に上昇傾向となり、21年に比べて0.3ポイント上昇した。
(編集担当:福角忠夫)