井戸掘り人を大切にすべきと総理追及 民主議員

2011年01月31日 11:00

 広野允士参議院議員(民主党・新緑風会)は28日開かれた参議院本会議で質問に立ち、小沢一郎元民主党代表、鳩山一郎前総理の功績を「井戸掘り人」に喩え、菅直人総理に対し「井戸を掘った人を大切にすべき」と批判(警鐘?)するとともに、恩を忘れてはいけない、と強調した。

 また、広野議員は「融和の政治で挙党体制を築くべきで、挙党体制ができなければ野党から協力は得られない」と小沢元代表をめぐる党執行部の姿勢を牽制。

 さらに、菅内閣が重点施策のひとつにあげる地域主権改革の一つ、都道府県への一括交付金についても「一括交付金は本当に自由に使えるものなのか」と厳しく追及した。

 菅総理は「地域主権改革は最重要課題であり、一括交付金は自由に使える」と語った。
(編集担当:福角忠夫)