野田佳彦総理は12日の衆議院予算委員会で「嘘つきにならない年内解散か、嘘つきになる来年の解散、どちらなのか」と自民党の山本有二議員に質され、「特定の時期を明示する気はない」と答弁した。
そのうえで「8月8日の当時の自民党・谷垣総裁、公明党・山口代表との党首会談で社会保障と税の一体改革法案を早期に成立させる。そして、成立の暁には近いうちに国民の信を問うと確認した。その言葉は私自身のことばであり、重く受け止めている」と約束は忘れていないことを強調。
また、10月19日の安倍総裁、山口代表との3党首会談でも「自身のことばを重く受け止めている」と重ねて語った。
そのうえで野田総理は解散・総選挙の環境整備として「特例公債法案の成立、一票の格差是正・定数削減を含む政治改革、社会保障の国民会議の設立」をあげた。(編集担当:森高龍二)