厚生労働省は高校を来春卒業する予定者のうち、就職希望の就職内定状況を9月末現在でまとめ、16日公表した。
それによると、来春卒業予定者のうち、就職内定者は7万1千人と前年同期に比べ7.2%増加した。
就職内定率は40.6%と前年同期を3ポイント上回った。しかし、依然、5人に3人は就職内定を受けられない厳しい状況におかれていた。
就職内定率は男子が46.3%、女子が33%だった。
厚生労働省では「高卒就職ジョブサポーターを大幅に増員するとともに、積極的な求人開拓、個別支援を行うなど、就職支援を強化する」としている。
(編集担当:福角忠夫)