住友林業薬 <1911>は、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)が「環境技術ショーケース」として取り組んでいる横浜市みなとみらい21地区の「横浜ホームコレクション」において、7日より実施しているYSCPデモンストレーション展示にモデル住宅展示の協力をしており、スマートハウスのコンセプトモデル住宅を公開している。
公開中のコンセプトモデル住宅は、APECリーダーズウィークの開催に合わせ、APEC会議参加者および取材メディアを対象とするデモンストレーション展示会場の1つとして公開されるもので、YSCPでは、今回の展示においてスマートシティの先進の技術や快適性を分かりやすく伝え、海外も含めた今後の展開可能性について広く訴求する。
このたび公開しているコンセプトモデル住宅については、ライフサイクルカーボンマイナス住宅(LCCM住宅)の開発においてコミュニティエネルギーマネジメントシステム(CEMS)を視野に入れるとともに、電力会社から購入する電力と家庭で創りだすエネルギー、そしてそれらをバランスよく蓄える蓄電池、家庭内におけるこれら3つの電力系統と消費するエネルギーを統括して最適にマネジメントするホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)が不可欠であると考えており、現在、LCCM住宅の実現に向けて「住友林業の家」に最も適したHEMSの開発を目指している。
今回仲のコンセプトモデル住宅では、住友林業のLCCM住宅の実現に寄与すると期待されるCEMSやHEMSを組み込んだスマートハウスの基本的な考え方、それに組み込まれる設備機器の展示や解説なども行っていく。
(編集担当:上地智)