「地方を元気にしなければならない」と輿石氏

2010年11月06日 11:00

 輿石東民主党参議院議員会長は4日「政権政党として、円高デフレを止め、日本の景気回復をすることに全力投球すること、それが国民の声に応えること」と早期の補正予算成立へ向けての思いを語った。

 特に、輿石氏は「国民のために景気を回復し、地方を元気にしなければならない」とし、「補正予算に地域活性化交付金として3500億円を盛り込んでいるが、自民党はこれに、(財源に)こども手当てを考え直すなどして、新交付金として1兆5000億円を提案している。予算の中身について審議し、これにどう答えていくかが大事」と予算審議がすすむことに「大変望ましいこと」と述べた。

 輿石氏はまた、「サクラの花の咲く頃、1人でも多くの学生が就職できるよう、日本の景気回復をするよう全力投球する」と景気回復が最重要課題との思いを改めて滲ませた。

 また、小沢一郎元民主党代表の証人喚問には「証人喚問に時間をとるより、予算の中身で(与野党が)議論する方が、生産性もあるし、国民のみなさん応えることになる」との考えを示した。
(編集担当:福角忠夫)