ヤマハ発動機は、マリンジェットの2011年ニューモデル「MJ-VXS」および「MJ-VXR」を開発し12月1日より発売する。同製品はハイパフォーマンスモデルでありながら操作性にも優れ、初心者からベテランまで軽快なライディングを楽しめる。
ヤマハ発動機<7272>は、マリンジェットの2011年ニューモデル「MJ-VXS」および「MJ-VXR」を開発し、2010年12月1日より発売する。
「MJ-VXS」および「MJ-VXR」は、軽快なハンドリングに定評のある「VX」シリーズの船型に軽量素材「ナノエクセル」を採用し、ランナバウトモデルとしてトップクラスの軽量化を実現している。また、最高出力180馬力、スロットルレスポンスに優れた4ストローク直列4気筒、1,812ccのパワーユニットとの組み合わせで優れたスピード性能と加速性能を発揮する。さらに、ハイパフォーマンスモデルでありながら操作性にも優れ、初心者からベテランまで軽快なライディングを楽しめる。なかでも「MJ-VXR」には、2トーンステップアップシートやリボーディングステップ、デュアルカップホルダーなどを標準で装備しているという。
環境対応の面でも、フューエルインジェクションシステムを採用したエンジンは「Y.E.M.S.(ヤマハ・エンジン・マネージメント・システム)」により燃焼状態をトータルに管理。最適な出力特性とクリーンな排気ガスを両立するほか、「Y.S.S.S.(ヤマハ・サウンド・サプレッション・システム)」の採用により、4ストロークエンジン本来の静粛性をさらに高めるなど、世界でもっとも厳しいと言われる米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の最高基準値(スリースター)に適合している。
今回のニューモデル2製品を合わせて、ヤマハマリンジェットの2011年ラインナップは全9機種となった。これらのモデルには(MJ-SuperJetを除く)4ストロークエンジンが搭載され、また、カラー、グラフィックも一新し、マリンジェットらしい躍動感を演出するという。
今後もヤマハ発動機は、マリン関連業界をけん引すべく製品の開発にまい進する構えだ。
(編集担当:宮園奈美)