沖縄知事選への党の対応 週明け火曜に決まる

2010年10月29日 11:00

 岡田克也民主党幹事長は28日夕の定例記者会見で、党としての沖縄県知事選挙への対応について「民主党として、独自候補を立てない(擁立しない)ことを決めた」。自主投票にするのか、どうか、党としての具体的な対応については「来週火曜日(11月2日)の党常任幹事会で決める」とした。

 岡田幹事長は沖縄県連側とも話し合いをし、最終的に党の常任幹事会で決定していく考えを示したもので、「節度を持って対応するということが大切だと思う」とした。

 また、22年度一般会計補正予算案の審議入りを前に、野党側が小沢一郎前民主党幹事長の政治資金を巡る問題に絡み、証人喚問を求めているのに対し、岡田幹事長は「補正予算審議日程が迫るなかで、その対応について(小沢さんと)お話ししたい」と語り、(会談できるまで)「粘り強く、忍耐強く、いつでも話し合いをしたいと思っている」と小沢前幹事長のアクション待ちの姿勢を強調した。
(編集担当:福角忠夫)