「国際子ども環境会議」にて、ニコンが独自プログラムを提供

2010年10月12日 11:00

 ニコン<7731>は7日、今月開催される「COP10」の関連会議として21日から25日まで名古屋市で開催される「国際子ども環境会議(子どもCOP10 あいち・なごや)」に特別協賛し、独自のプログラムを提供すると発表した。

 「国際子ども環境会議(子どもCOP10 あいち・なごや)」は、国連環境計画(UNEP)が各国の子どもたちを一堂に集め、環境に関するディスカッションやワークショップといった環境教育と交流を行い、将来を担う次世代のリーダーを育てることを主な目的としている。同会議の目的と、ニコンが社会貢献活動の主要なテーマとしてきた”生物多様性の保全”"子どもたちの環境教育”と一致したため、このたびの支援を決定するに至った。

 ニコンが海外から会議に参加する子どもたちに向けて提供する独自のプログラムは、まずは、会議の事前教育として、群馬県の赤谷の森を題材にしたニコン制作の冊子「赤谷ノート」を使用し、日本の森とその保全の状況を学ぶ授業を実施すること。そして、日本の自然と生物多様性について体験的に学び理解を深めることを目的に、富士山の自然保護林の中でのゲームや写真撮影を通じて行う自然観察「富士山野外活動プログラム」を行うことの2つだ。

 尚、同期間中にニコンがUNEPなどと共催している、「第19回国連子ども環境ポスター原画コンテスト」の表彰式を開催するなど、ニコンはUNEPが行う子どもの環境教育に関するパートナーとして積極的な支援・活動を展開している。
(編集担当:上地智)