ヤマハ発動機<7272>は、長時間の釣行にもゆとりある居住性と、本格的な釣り機能性を併せ持つ新モデル「UF-29F」を開発し、10月1日より販売を開始した。
フィッシングボードのなかでも、インボード(船内機)タイプのディーゼルエンジンを搭載したモデルは、より遠方への釣行や本格的な釣りを好むユーザーに人気を博している。同社でも評価が高かった「UF-29」の後継モデルとして開発されたこの「UF-29F」は、これまでのイメージを一新する美しいフォルムの新ブリッジを搭載。キャビンスペースを損なうことなくアフトデッキ面積を拡大し、大人数でもより釣りやすいアフトデッキスペースを実現している。さらに遠方への釣行にも対応できるように、個室タイプのマリントイレなども装備、居住性を大きく向上させている。
また、凌波性、走行性能に定評のあるハル(艇体)形状を継承。エンジンバリエーションとしては、パワフルな出力特性とクリーンな排気を両立し330馬力を発揮する最新のコモンレール式マリンディーゼル「D6-330」(VOLVO社製)と、272馬力の「SX432KM」(同社製)の2タイプを用意することで、ユーザーの選択肢を広げている。
(編集担当:宮園奈美)