田辺三菱製薬<4508>は16日、現在、自社が取扱う長期収載医薬品3製品について、子会社である田辺製薬販売に10月1日付で販売を移管すると発表した。
今回、販売を移管する製品は、「アスパラ(R)」製品群、鎮咳剤「アスベリン(R)」、鎮痛・抗炎症剤「ナイキサン(R)」の3製品で、長期間にわたり医療現場で汎用されてきた薬剤となる。止血剤「アドナ(R)」など4製品の長期収載医薬品に関しては、既に、昨年10月1日付で田辺製薬販売に販売移管している。
田辺製薬販売では、今後ともジェネリック医薬品を中心とした高品質・低薬価の医薬品の安定的な供給に取り組み、田辺三菱製薬グループの企業価値向上に貢献していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)