JTの全国たばこ喫煙者率調査の結果、女性の喫煙率は12.1%と前年に比べ0.2ポイント増加し、男性は36.6%と2.3ポイント減少。全体の喫煙率は23.9%と前年より1ポイント減少したことが分かった。
調査は5月に実施したもので、8月12日、同社が発表した。
それによると、喫煙率から推定して、男性の喫煙者は全国で1840万人と前年より117万人減少。女性は655万人と11万人増加した、としている。全体では2495万人と106万人減少したことになる。
JTでは、今回の調査結果について「これまで同様に微減傾向にあると考えている」とし、その要因として「複合的で一概に言えないが、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化、2010年10月実施予定の増税・定価改定によるもの」と分析している。
(編集担当:福角忠夫)