丸紅<8002>は、清水建設との連合で、フィリピン気象天文庁向け防災・災害復興支援無償協力案件である「気象レーダーシステム整備計画」を受注した。
同計画は、台風・洪水等の災害の多いフィリピン東部太平洋岸3カ所に気象レーダーを設置し、的確な観測・情報転送機能を構築し、台風被害の軽減を図るというもの。契約内容は、気象レーダーを含む機器納入および建築土木据付工事で、主機である気象レーダーについては日本無線が設計・製造を行い、2013年9月に完工予定となっている。
丸紅は、これまでにもラオス人民共和国、モンゴル人民共和国に気象レーダーを納入した実績があり、今後も世界各国での防災対策に貢献していく方針だ。
(編集担当:北尾準)