口蹄疫対策 政府一丸で臨む 菅首相

2010年06月15日 11:00

 宮崎県で被害の拡大が続く口蹄疫対策について、菅直人首相は14日の衆議院本会議で「国家的危機といえる問題」との認識を改めて示すとともに「政府一丸となって取り組んでいくことを国民に申し上げたい」と語った。

 菅首相は12日(土曜)に宮崎県入りし、農家の人や東国原宮崎県知事から意見を聞いてきた。「畜産農家の方から話を伺い、涙が出る思いをした。なんとか、(口蹄疫)拡大をとめ、(被害に遭われた農家の方々が)再建できるよう努めたい」と、まず、被害拡大阻止に向けて全力で取り組みたいとの意向を語った。谷垣禎一自民党総裁、菅原一秀衆議院議員らの質問に答えた。
(編集担当:福角忠夫)