具体的な道筋示して参院選戦うべき 米倉氏

2010年06月14日 11:00

 米倉弘昌日本経済団体連合会会長はさきの記者会見で国政選挙について「耳あたりのよいことだけを国民に約束し、選挙を戦う時代は終わった」と参議院選挙前に各政党が最重要課題については「具体的な道筋を国民に明示して(戦うべき)」と求めた。

 具体的な最重要課題として、米倉会長は「デフレ脱却、財政健全化、持続可能な社会保障制度の確立、消費税率引き上げを含む税制抜本改革など」をあげた。

 米倉会長は「最重要課題については政党間で徹底した政策論議をしてもらいたい。特に、財政健全化については、超党派での取り組みが必要」と語った。関西会員懇談会後の記者会見での発言。
(編集担当:福角忠夫)