6月11日、いよいよ『2010 FIFA WOULD CUP 南アフリカ大会』が開幕した。4年に一度、予選を勝ち上がってきた32の出場国が、それぞれに国の威信を賭けて戦うこの最大のスポーツイベントは、世界中で数十億の人がTVなどを通じて観戦すると言われている。1998年のフランス大会から4回連続出場となる日本も、初戦となる14日のカメルーン戦に向けて応援ムードも高まってきた。
そんな世界中がサッカー一色になるこの時期、毛髪クリニック リーブ21が「サッカーに関する意識調査」をインターネット上で実施した。そのアンケート結果を見ると、「一番好きなサッカー選手は?」という問いでは、48.7%とほぼ半数の人が日本代表MFの中村俊輔選手の名前を挙げている。また、「髪型が一番カッコいい選手は?」という同社ならでは質問でも、断トツで中村俊輔選手が一位となっている。海外のピッチでも活躍した実績と、数々のコマーシャル出演による高い認知度が人気に大きく関係しているようだ。
どちらの質問においても、2位はDFの中澤佑二選手、3位にはMFの本田圭佑選手が続いている。この結果を総合的にみると、選手個人のプレースタイルやテクニック、サッカー感が好きになれば、言動や顔、さらには髪型など容姿に至るまで全てが好きになってしまうというサポーター心理がうかがえる。
また、最近Jリーグなどの視聴率の伸び悩みで国内サッカーの人気低迷が懸念されているが、「サッカーは好きですか?」という問いには、7割近くが「好き」と回答しており、全ての世代で「好き」が「嫌い」を大きく上回っている。ワールドカップ開催の影響で、サッカーへの関心が高まっている時期だとはいえ、まだまだサッカー人気は健在のようだ。
ベスト4という高い目標に向けて、南アフリカという戦いの地に降り立った日本代表チーム。大会前のテストマッチでの成績は振るわなかったが、本戦ではアンケートにも選ばれた選手たちが中心となって、下馬評を見事に覆してくれることを期待したい。
(編集担当:北尾準)