消費者庁は株式会社日本一が、うなぎの蒲焼やうな重の原材料に台湾産のうなぎを使っていたにもかかわらず、「国産 やわらかく肉厚な活鰻使用 うなぎ蒲焼」などと表示して東武ストア西新井店などで昨年7月12日ころから店舗によっては12月3日ころまで販売していたとして、3月29日、景品表示法違反で改善措置命令を行った。
再発防止策を講じるとともに、同様の表示を行わないよう命令している。
同社では、同日、命令を受けたことを同社HPで知らせるとともに、「国産うなぎ蒲焼中串」及び「国産うな重弁当」との表記は、正しくは「台湾産うなぎ蒲焼中串」及び「台湾産うな重弁当」であることを明記。37店舗で3075串を販売したことを公表。
「大変ご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。現在、一層の管理体制の強化を行い、再発防止に取り組んでおりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントを載せて、改善の姿勢を示した。
(編集担当:福角忠夫)