イオン、イズミヤ、イトーヨーカドーなど日本チェーンストア協会加盟68社、8201店舗の2月度の総販売額は同協会のまとめで9333億1290万円と前年同月比2.4%減(店舗調整後数値)と、15カ月連続してマイナスになった。
協会では「給与の減少、失業率の高止まり等、厳しい雇用・所得環境と先行きの不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は野菜、春物肌着、薄型テレビ、自転車等の動きが良かったことからマイナス幅は縮小したものの、15カ月連続でマイナスになった」と話している。
個人消費の冷え込みを反映して、店舗数は前年同月に比べ585店舗減少。前月に比べても7店舗減少していた。また、売り場1平方メートルあたりの売上額も4万71円と前年同月比で3.3%減。従業員数も42万2350人(うち正社員は12万241人)と前年同月に比べ2.2%少なくなっていた。
(編集担当:福角忠夫)