パナホームの都市型3階建住宅がグッドデザイン賞を受賞

2009年10月15日 11:00

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「2009年度 グッドデザイン賞」を受賞した、パナホームの『ソルビオス<アーキモード>』。同社と女性建築家の共同開発による都市型3階建住宅で、コンパクトでありながら開放的でフレキシブルなデザインが高く評価された。

 パナホーム <1924> の都市型3階建住宅『ソルビオス』が、このたび、財団法人 日本産業デザイン振興会が主催する「2009年度 グッドデザイン賞」を受賞した。

 同賞は、優れたデザインのもつ卓越した「デザインの力」をもって、豊かな生活を築きあげ、産業の健全な発展を導いていくことを目的とし設立された、国内で唯一の総合デザイン振興基幹『財団法人日本産業デザイン振興会』が主催する総合的なデザイン評価・推奨制度。選考にあたっては、デザインの美しさだけでなく、環境への配慮や長寿命化といった、時流に即した観点も評価のポイントとなる。

 『ソルビオス』は、同社と女性建築家の共同開発による都市型3階建住宅として、今年1月に新発売。トレンドとしてのデザインではなく、くらしの本質に迫るデザインを取り入れるというコンセプトのもと、実用的な設計と機能美としてのデザインが見事に調和し、具現化されている。都市での暮らしを応援するさまざまな工夫も生活動線のなかに無理なく収められているという点においても、まさに「くらしをデザインする建築」と呼ぶに相応しい。

 さらに、CO2排出削減量や省エネルギー性能の向上により、パナソニックグループが推進する環境配慮製品「グリーンプロダクツ(GP)」に認定されているなど、環境性能にも優れた都市型住宅となっている。

 今回の受賞にあたり、審査委員からは「建築家とハウスメーカーの恊働による都市住宅の提案。都心の狭小な敷地を想定し、鉄骨構造によってコンパクトでありながら開放的でフレキシブルな都市住宅を提案している。」との評価を得た。

 同社では今後も、独自の技術とアイデアで環境にも配慮した住宅をデザインし、具現化していくことで、より多くの人たちに豊かなくらしを提案していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)