中外製薬<4519>は23日、平成24年12月期 第3四半期決算短信決算を発表した。
売上高は、2,754億円(前年同期比0.2%減)、営業利益は482億円(同3.6%減)、経常利益は481億円(同5.9%減)となっている。なお、前年同期に震災に伴う特別損失74億円を計上したため、四半期純利益は、298億円(同10.0%増)と増加している。
年度間で変動の大きい抗インフルエンザウイルス剤「タミフル」及びその他の営業収入を除いた製商品売上高としては、2,604億円(同0.3%減)となった。また、薬価改定の影響、製品ミックスの変化等により製商品売上高原価率が悪化し、また昨年に一時金収入の多かったその他の営業収入も減少したことから、売上総利益も減少となっている。
尚、通期での見通しも修正無しとしている。