JBCCホールディングスの事業会社であるJBサービス(JBS)と、沖電気工業(OKI)の保守サポートサービス事業会社である沖電気カスタマアドテック(OCA)が、IT機器のマルチベンダ保守サービス分野で業務提携することに合意したと発表。JBSのIBMをはじめとするマルチベンダ製品保守での高い実績や技術力と、OCAの全国250拠点のサービス網を強みとして活かし、相乗効果による事業拡大を図る。
保守ビジネスにおいて、保守作業が高スキル化する一方、IT機器の安定稼働や保守サービス費用削減への要望が日々高まっているという。こうした中OCAは、これまで全国250拠点のサービス網と高いスキルを強みに、24時間365日体制でOKIの製品のほか、マルチベンダのIT機器、医療機器などの異業種製品の保守サポートを提供。一方のJBSは、システムの基盤構築から運用監視センター「ソリューション・マネジメント&アクセスセンター(SMAC)」を中核とした運用・保守・管理まで一貫したサービスを支援していた。
今回の業務提携により両社は、OCAの持つ全国250拠点のサービスネットワーク網を活用し、ローカル地区のメンテナンスサービスの基盤強化とサービス内容の拡充を行い、併せて、JBSのサービス拠点を最適化していくことにより、収益の向上を見込む。