レナウンユニフォームの全株 豊田通商が取得へ

2008年11月27日 11:00

 レナウンは、同社が所有する持分法適用会社・レナウンユニフォームの株・600株(所有率20%)を商社の豊田通商に譲渡することを取締役会で決めた。12月10日に譲渡される。これにより、レナウンユニフォームの発行株式の全てを豊田通商が所有することになる。

 豊田通商は各種物品の国内取引、輸出入取引、外国間取引、建設工事請負、各種保険代理業務などを主な事業としている。

 レナウンユニフォームは、2002年2月1日にレナウンから分社化され、同時にレナウンユニフォームに改名なった。2003年2月には同社株の8割を豊田通商が取得。今回、新たに、残りの株式についても譲渡を働きかけていた。豊田通商では今後、レナウンユニフォームを完全子会社化し、ユニフォーム事業の強化を図りたいとしている。