大型トラックに衝突被害軽減ブレーキ いすゞ

2008年04月28日 11:00

 いすゞ自動車は大型トラック・ギガのトラクタシリーズに衝突時の被害を軽減する先進安全デバイス「プリクラッシュブレーキ」(衝突被害軽減ブレーキ)を搭載し、全国での販売をスタートさせた。

 プリクラッシュブレーキは先行車や渋滞末尾などの停止車両を検知し、追突の危険が迫った場合に警報音で注意を喚起、ドライバーにブレーキ操作を促す。

 ドライバーがブレーキ操作を行わず、追突もしくは追突する可能性が高いと車両が判断した場合には、自動的にブレーキをかけ、衝突時の速度を低く抑え、衝突被害を軽減する。国土交通省の「前方障害物衝突軽減制動装置の技術指針」に適応するもの。

 ギガ トラクタシリーズ プリクラッシュブレーキ搭載車の年間販売目標100台。東京地区でのプリクラッシュブレーキの希望小売オプション価格(税込)は57万7500円。