ビックカメラ エコ・ファーストの約束交わす

2008年04月17日 11:00

 ビックカメラ(宮嶋宏幸社長)は環境省が創設したエコ・ファースト制度の第1号として4月16日、鴨下環境大臣との間でエコ・ファーストの約束を交わした。ビックカメラは同社ホームページでエコ・ファースト約束の内容を公表するとともに、今後の取組の経過や結果についても公表するとしている。

 約束の内容について、ビックカメラは「家電リサイクル法の適正かつ積極的な推進、パーソナルコンピューター等のリユースなど従来からの取組を一層強化することに加え、家電量販店初の取組として、希少資源の回収の必要性が高まっている使用済み携帯電話端末の全店舗での回収を、今夏を目処に実施する。包装容器の削減(紙製買物袋28トン、プラスチック製レジ袋29トン・既存店ベース)と配送時の梱包材の計画的再資源化(ダンボール480トン、発泡スチロール324トン)」を約束。

 地球温暖化防止に向けた取組として「全国トップを切って協賛した1人1日1キログラムCO2削減チャレンジ宣言の促進や、2004年度から3年連続大臣賞を受賞した実績をもとにした省エネ家電の普及促進、公共交通機関の利用が便利な場所への出店及びLEDによる外壁照明など環境配慮型の店舗づくり、空調温度設定の省エネ化、展示用製品の通電の削減など店舗での省エネの取組等により、業界で初めて設定した企業単位のCO2削減目標(店舗面積当たりのCO2排出原単位を2010年までに2006年比で4%削減)を達成する」としている。(訂正・4月16日アップの記事に「ビックカメラ」が「ビッグカメラ」になっておりました。謹んで訂正いたします。)