国際興業大阪が大阪地区の全車を禁煙タクシーに

2008年02月22日 11:00

 株式会社国際興業大阪(本社・大阪市東淀川区、国際興業グループ)は2月25日から大阪地区で運行するタクシー車両、全577台(ワゴン・介護タクシーを含む)を禁煙とする。同社によると全車を禁煙車にするのは大阪府内では初の試みという。
 禁煙タクシーには、夜間でも禁煙が確認できるよう、車体の屋根に「禁煙表示灯」を設置し、後部ドアに禁煙マークを装着する。また車庫入庫時に、オゾンを使用した脱臭・殺菌を行い、車内の匂いを低減し、快適なタクシー車内の保持につとめる。としているほか、乗務員も空車・回送中も車内での喫煙はしない。としている。
 国際興業大阪の運行地域は大阪市・豊中市・吹田市・守口市・門真市・東大阪市・八尾市・堺市・茨木市・高槻市・摂津市・池田市・箕面市・島本町。
「タクシー業界においても禁煙化の流れが加速しています。タクシー運行台数全国2位の大阪地区では割引運賃などサービス競争が進んでいますが、平成18年に一部で禁煙タクシーを実施し、要望も多かったことから、全車禁煙に踏み切りました。快適な移動空間を提供し、サービスの強化をめざします」と同社。