東日本大震災の被災者への生活保護世帯が7月現在で1338世帯になったことが厚生労働省のまとめで分かった。7月からの生活保護開始世帯は45世帯だった。
それによると、7月での生活保護に関する相談件数は116件で、震災発生からの累計では4972件と5000件に近づいた。また、7月の生活保護申請は42件、累計では1897件になった。
7月に生活保護世帯となった被災地別内訳をみると、宮城が14世帯で最も多く、福島が14世帯、岩手が11世帯、茨城が2世帯、その他が2世帯になっていた。世帯類型では高齢者世帯が9世帯、母子世帯が4世帯、障害・疾病者世帯が4世帯、その他が20世帯だった。(編集担当:森高龍二)