小宮山洋子厚生労働大臣は生活保護の見直しの中で、現物給付の方法について「目的として使われるメリットがある半面、プライバシーの問題や初期投資、ランニングコストがかかるとか、全体のことを考えなければいけない」と検討の範疇ではあるが、全体をみた対応が必要として、社会保障審議会の(生活困窮者の生活支援の在り方に関する)特別部会で慎重に検討してもらう意向を示した。
小宮山厚生労働大臣は記者会見で「生活保護は本当に必要な人にしっかり受けて頂くと同時に、国民の皆様の信頼を得るためにも、見直すべきところはしっかり見直していかないと予算の額も大きいし、大きな課題と思っている」と見直しの必要性を強調した。(編集担当:森高龍二)