福島原発警戒海域を約5km範囲に縮小へ

2012年08月01日 11:00

 藤村修官房長官は31日、同日開いた原子力災害対策本部で福島県楢葉町での避難指示区域と警戒区域の見直しを決めるとともに東京電力福島第一原発から半径20km圏の警戒区域の海域については陸から約5kmの範囲に縮小することを決めたと発表した。

 楢葉町の陸域の避難指示区域は避難指示解除準備区域に見直す。また陸域の警戒区域を解除する。

 区域見直しについては「必要な準備期間を考慮して8月10日午前0時に実施する」とし、今回の見直しが「被災者の方々の帰還にむけた第一歩」と位置づけた。(編集担当:森高龍二)