熟議を尽くして決断をと野党に呼びかけ 総理

2012年06月05日 11:00

 野田佳彦総理は4日の記者会見で、社会保障と税の一体改革について「厳しい財政事情の下で社会保障を持続可能なものとするために改革を成し遂げていかねばならない。まだ大丈夫といいながら問題の先送りを続けていいのか、この国会中に結論を得なければならない」と今国会での結論を強く訴えるとともに「与野党超えて、熟議を尽くして決断を」と野党に協議とその上での採決を呼びかけた。

 また、この時期に総理を拝命したのも「ある種の天命だと思っている」と重要法案審議に対する政治生命をかけた思いを改めて強調した。(編集担当:森高龍二)