辺野古へ移設 理解得られるよう努める 外相

2012年06月04日 11:00

 玄葉光一郎外務大臣は沖縄県議選で全政党が普天間飛行場代替施設を名護市辺野古に設けることに反対していることについて記者団から聞かれ「抑止力を維持しながら沖縄の軽減負担は間違いなく着実に進展していると確信している」とし「日米同盟の強化もされている」としたうえで「今後とも(負担軽減を)着実に行い、何とか理解が得られるように努めたい」と語った。

 玄葉外務大臣は「沖縄の皆さまの負担軽減を疎かにしているわけではなく、嘉手納以南の土地返還等々について早期に結果が得られるよう努力しながら、地位協定の運用改善など、ひとつふたつと積み重ねてきた。そういったことを今後とも着実に行っていく」との考えを示した。(編集担当:森高龍二)