防衛省は在日米軍人と軍属、家族の施設・区域内外の市町村別居住者数を公表した。それによると、平成23年3月31日現在での居住者数は10万4552人で、このうち5万1094人が沖縄県での在住だった。また、沖縄に次いで多かったのは神奈川県で2万5386人、青森県が8522人、東京都が8003人、長崎県が5956人、山口県が5345人などとなっていた。
これは政府が米軍人らの居住する地方公共団体を支援する財政的補填の精確を期すために日米間の合意により在日米軍司令部から提供された情報に基づいてまとめられたもの。居住地域は15都県になっていた。
国内居住者は前年同月(22年3月31日)に比べ1007人少なくなっていた。一方で、沖縄県では1333人増えていた。(編集担当:福角忠夫)