民主党 衆議院小選挙区で5、比例で80削減へ

2012年01月19日 11:00

 民主党政治改革推進本部は18日、総会を開き、衆議院の一票の格差是正について自民党案の小選挙区での「0増5減案」を採用するとともに、党のマニフェストにも掲げた衆議院比例区での定数80削減についても方針を決めた。党の政策調査会で正式決定し、野党に働きかけていく。

 削減案では、小選挙区については山梨、福井、徳島、高知、佐賀県で定員を1づつ減らす。また、比例での80削減ではブロック毎に削減する計画で、北海道で4、東北で7、北関東で9、南関東で9、東京で7、北陸信越で5、東海で9、近畿で13、中国で5、四国で3、九州で9削減する計画。

 ただ、公明党など自民党を除く野党は比例での削減に対し反対しており、ハードルは高い。(編集担当:福角忠夫)