石田真敏総務大臣は２２日の記者会見で、規則で公開することになっている統計委員会の会議議事録が昨年９月２８日の会議以来、６回分が公開されないまま、５カ月にわたって止まっている状況を記者団に質され「遅れていることをお詫びしたい」と陳謝した。
そのうえで「速やかに公表すべきということは十分認識している。速やかに公表されるように作業を進めるよう指示したい」と述べた。
記者団が「フルオープンの会議で議事録も公開するという規則が定められている中で、５か月間公開が止まったままというのは問題があると言わざるをえない。先日の点検検証部会では透明性の確保に最大限努めるという基本方針を決定した。事務局の意識はそれとは乖離があるように見える。大臣は事務局、事務方も含めて、この統計委員会での透明性確保の在り方についてどう考えるか」と質したのに答えた。（編集担当：森高龍二）
