安倍晋三総理は来月から横浜で始まるTICAD7(第7回アフリカ開発会議)を前に23日、関係閣僚会議を開き「経済、社会、平和と安定の3本柱を中心に活発な議論を行い、具体的な成果を出したい」と語った。
この中で総理は貧困・飢餓(飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する)・教育・ジェンダー(すべての女性及び女児の能力強化を行う)・不平等・平和といった「持続可能な開発目標」(SDGs、17項目)の達成に向けた取り組みが求められている」と強調。
安倍総理は「アフリカには気候変動や(すべての人が適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを支払い可能な費用で受けられる)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成等、解決すべき課題がある」と述べ「人間の安全保障という考え方を基盤に日本とアフリカが共に手を取り合ってアフリカにおけるSDGs達成に向けていかに取り組んでいくべきか、広く議論し具体的な目標の達成を目指す」との考えを示した。(編集担当:森高龍二)