野田佳彦総理は裁判員制度の下で死刑の判断を求められる可能性のある裁判員に刑場視察をさせる考えがないか、福島みずほ社会民主党党首に訊ねられ「公開することは考えていない」と答えた。
福島社会民主党党首は「裁判員裁判の実施によって国民は死刑の判断を求められる可能性があるため、十分な情報の公開が必要」として、裁判員をはじめ「視察を希望するすべての国民に対し東京拘置所以外の刑場も含めて刑場を公開するべきである」として政府に見解を求めた。野田総理は裁判員を含め、国民から視察の希望があっても「公開することは考えていない」とした。(編集担当:福角忠夫)