農林水産省がコンビニなど食品小売り事業者に店舗内での密を防ぐとともに食品ロスを防ぐため、恵方巻きの需要に見合った販売へ『予約販売』するよう呼び掛けるとともに、国民に購入するなら予約購入で食品ロス防止に協力を」と求めている。
農水省は26日「恵方巻きロス削減へのお願い」を発表。「数年前までは2月3日の『節分の日』には恵方巻きが大量に販売され、食品ロス問題が顕在化する例が見受けられていた。最近は食品ロスを防ぐために多くの食品スーパー、コンビニは予約販売に取り組んでいるが、予約購買は新型コロナウイルス感染症が流行している現状では店舗での密を防ぐ効果もある」として「購入される方はぜひ予約をして、食品ロス削減に協力しつつ、恵方巻きを愉しんで」と呼び掛けている。
農水省によると、恵方巻きの食品ロス削減に取り組む事業者を募集中で、現時点で応募事業者のうち、予約販売に取り組む事業者は63事業者だとしている。主な所ではイズミヤ、オークワ、サンプラザ、阪急阪神百貨店、ローソン、イオンリテール、イトーヨーカドー、近商ストア、高島屋、ファミリーマート、平和堂、デイリーヤマザキなど(順不同)。(編集担当:森高龍二)