真夏の三大音楽フェスも完全復活! フェス飯にアルコール類も解禁へ

2023年08月27日 09:41

画・アマソ_ンやツイッターなと_か_ライフ_配信に注力 テレヒ_視聴者層の獲得狙う

4年振りのマスクのいらない夏。海へ、山へ、イベントへとレジャーに出掛けた人も多いだろう

4年振りのマスクのいらない夏。海へ、山へ、イベントへとレジャーに出掛けた人も多いだろう。東京や群馬、名古屋などではすでに39度を超える猛暑日が続いているものの、全国各所ではコロナ禍前以上の賑わいを見せているようだ。

例えば、4年振りに完全復活した京都の祇園祭は、訪日外国人客も戻った上に、3連休と重なったこともあり、宵々山、宵山、山鉾巡行など期間中は、コロナ前の2019年の53万人を大幅に上回る80万人以上の人出となった。

 また、夏といえば音楽フェスティバルを楽しみにしている人も多いのではないだろうか。とくに7月23日からのFUJI ROCK FESTIVAL ’23を皮切りに、8月5日からのROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023、そして8月19日、20日に東京と大阪で同時開催されるSUMMER SONIC 2023まで、夏は日本屈指の大型フェスが目白押しだ。コロナ禍中は厳しい制限があったり、ライブ中でも大きな声を出せなかったり、我慢を強いられてきたが、今年は違う。感染防止には十分に気を配る必要はあるものの、それでもコロナ以前に近い状態で、思い切り楽しめる。ちなみに昨年3年ぶりに復活したSUMMER SONICの入場者はコロナ禍中にも関わらず10万人を記録し、チケットは完売している。コロナが明けた今年は、さらに盛り上がるに違いない。
 
 そして、そんな音楽フェスのもう一つの楽しみといえば「フェス飯」だ。定番のカレーをはじめ、ご飯ものから麺類、肉類、ドリンク、スイーツまで、ずらりとバラエティ豊かに取り揃えられた飲食ブースを見ているだけでも、お祭り気分が否応なしに盛り上がる。好きな音楽を聞きながら青空の下で食べるフェス飯は、普段以上に美味しく感じられるから不思議だ。コロナ禍中は飲食ブースの出店が限定されていたり、アルコールの提供が禁止されたりという状況が続いていたが、今年は多くのフェスで解禁されるようなので楽しみだ。

 フェスの思い出とともに「#フェス飯」とハッシュタグを付けた写真をSNSに投稿する人も多い。SNS映えするスイーツをはじめ、肉系などの写真が多いが、今年6月に幕張メッセで開催されたSATANIC CARNIVAL ‘23などのフェス飯投稿で目に付いたのは日本で復活した「ZIMA」の写真だ。ZIMAとは、果実酒ベースのリキュールで、微炭酸のすっきりした甘さで女性にも人気のプレミアム低アルコール飲料。でも、お酒好きの人なら「ZIMAって、もう販売していないんじゃないの?」と不思議に思ったかもしれない。確かにZIMAは、日本での販売を担っていたモルソン・クアーズ・ジャパン社が2021年12月末で業務を終了したことで、日本国内での販売は一旦終了となった。しかしその翌年10月に白鶴酒造が日本国内での独占輸入販売契約を取得し、今年3月31日より販売を再開しているのだ。フェスではとくに、レモンやライムを瓶口に飲むスタイルが定着しているZIMA。アルコール解禁の今年に復活してくれるのは嬉しい限りだ。ちなみにSATANIC CARNIVAL ‘23のZIMAブースでは、わずか2日間で8,000杯近くも売れたそうで、その人気の高さが伺える。おそらくSUMMER SONICなどの大型フェスでも販売されるだろうから、探してみてはいかがだろうか。

 予想以上の勢いで、コロナ以前の日常が戻ってきている。飲み過ぎ、食べ過ぎ、そして熱中症にはくれぐれも気をつけて、残りも久し振りの「夏らしい夏」を満喫してほしい。(編集担当:今井慎太郎)