岸田文雄総理は30日官邸での資産運用立国と日本金融市場の魅力向上に関する会合で「経済の好循環を金融面から支えるのが資産運用立国の取組みだ」と強調した。
岸田総理は「貯蓄から投資への転換や成長と資産形成の好循環等の観点から一定の成果が出始めている」ともアピールした。
そのうえで「今後とも金融関係者とのコミュニケーションを継続し、改革を推進し続けていくことが改革の効果を日本経済に定着させ、政策に対する国内外の信頼を得るために極めて重要であり、コーポレートガバナンス改革を始め、資産運用立国に向けた改革を継続していくことを確信している」と語った。
岸田総理は9月30日から10月4日まで海外の投資家や資産運用会社等が参加する「Japan Weeks 2024」で「資産運用フォーラムが創設される予定で、世界の投資家の皆様と対話を行いながら、資産運用立国の取組みに関する活発な意見交換や情報発信が行われることを期待している」と期待を示した。(編集担当:森高龍二)