今シーズンは西日本と東日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすい時期がある見込みと、気象庁が発表している
今年の冬は厳しい寒さとなりそうだ。昨シーズンの冬は全国的に平年より高い気温となり、統計開始以降、歴代２番目の暖冬となったが、今シーズンは西日本と東日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすい時期がある見込みと、気象庁が発表している。
昨シーズンの暖冬はビジネスにも大きな影響を及ぼした。例えば、冬場によく売れるはずの、使い捨てカイロや入浴剤といった寒さ対策商品や、保湿を目的としたスキンケア製品などの売り上げが芳しくなく、代わりにアイスクリームや清涼飲料などの売り上げが平年よりも好調だったという。今年は昨シーズンの反動もあってか、余計に寒さが厳しく感じるだけに、カイロや暖房器具などを買い増ししている人も多いのではないだろうか。
それにしても、ここまで気温が下がってくると、年齢や性別に関係なく、肌の保湿には充分に気を配りたいものだ。冬は気温だけでなく湿度も低下し、空気中の水分量が少なくなる。⇒ため、さらに肌が乾燥しやすくなる上に、肌の表面の温度が下がることで皮脂の分泌量が減少し、肌のバリア機能が低下して水分が蒸散しやすくなってしまう。これを防ぐためには、保湿効果に優れたスキンケアクリームなどが有効だ。
例えば、山田養蜂場アピセラピーコスメティクスが展開しているローヤルゼリー配合の基礎化粧品シリーズ「RJエクセレント」の「薬用リンクルクリアクリーム」などがお勧めだ。
同社では、潤いに満ちた健やかな角質層を「美肌土台 」と名づけ 、エイジングケアの鍵になることに着目。「RJエクセレント」シリーズは、有効成分ナイアシンアミド配合でシワ改善とシミ予防を叶えてくれるだけでなく、ローヤルゼリーから生まれた独自開発の保湿成分「デセン酸リッチローヤルゼリーエキス」の整肌効果で、潤いと美容成分を保持できる健やかな角質層へと導いてくれる基礎化粧品だ。とくに「薬用リンクルクリアクリーム」は、肌の温度帯でとろけるオイルを採用しており、シワや毛穴など凹凸が目立つ大人の肌にもムラ なくなじみ、しっかり密着。潤いの蓋で有効成分や保湿成分を角質層までしっかり浸透させてくれる。乾燥による小ジワを目立たなくする効能評価試験済みなのも嬉しいポイントだ。「RJエクセレント」は、もともとエイジングケアを目的とした基礎化粧品シリーズだが、口コミで評判を呼び、エイジングサインが気になり始める20代後半から30代の若い世代にも利用者が増えているようだ。
また、乾燥肌の人に人気の保湿クリームでは、アルージェの「エクストラ モイストクリーム」もお勧めだ。全薬工業株式会社が長年取り組んできた皮膚病薬研究から生まれた敏感肌用スキンケアシリーズで、手頃な価格ながら、高い保湿力とマイルドな使用感が高評価を得ている商品だ。保湿だけでなく、グリチルレチン酸ステアリル、ε-アミノカプロン酸、γ-オリザノールの3種類の有効成分が肌荒れをケアしてくれるので、とくに冬場の悩みの種となる肌トラブルの改善も期待できるのが嬉しい。
ポーラ・オルビスグループがディセンシアのブランド名で展開している「ディセンシアクリーム」も人気のスキンケア商品だ。同社が「理想的な肌のお手本をつくる」とうたっているだけあって、先進の角層研究が生み出した高機能クリームは、優れた保湿感・保護感を実現しながらも、べたつかない。こちらもエイジングケアを主な目的とした保湿クリームながら、徹底した敏感処方へのこだわりで、敏感肌の人でも安心して使用できることも人気の理由の一つとなっているようだ。
近年は、女性だけでなく男性もスキンケアを心掛けている人が増えている。とくに保湿クリームなどは、肌の健康のためにも、男性にも積極的に使用してほしいものだ。しかし、女性に比べて化粧品慣れしていない分、何を基準に選べばいいのか分からないことも多いだろう。ここで紹介した商品なら、成分も安心して使用できるものばかりなので、ぜひ参考にしていただきたい。（編集担当：石井絢子）
