大阪・関西万博2025開幕まで19日となった25日、石破茂総理は同日開いた日本博総合推進会議で「万博は世界各国から多くの来訪者にお越しをいただき、日本の魅力を発見していただく絶好の機会」と強調。
そのうえで「この機会に世界各国の皆様に日本の地方の歴史・文化・伝統に関心を持っていただき、多くの方々が地方まで足を延ばしてくださいますよう、これまでの日本博の取組みの成果を存分に発揮していただきたい」と協力を求めた。
石破総理は「今年は大阪・関西万博に向けて2023年度から始まりました日本博2.0の総仕上げの年。文化庁を中心に関係省庁連携し、これまでの取組みを検証していただき、日本博の新たな展開の検討も含め、有形・無形のレガシーを一過性のものとすることなく、持続可能なものとする工夫や取組みを進めてくださいますように」と要請した。
日本博2.0は「戦略的プロモーションを推進し、年間を通じてインバウンド需要に的確に応えることにより、訪日機運醸成と万博から地方への誘客を図る」ことを目指し、取組んでいる。(編集担当:森高龍二)