熊野と赤谷の土砂ダム 水位低下は侵食が原因か

2011年09月22日 11:00

 藤村修官房長官は21日夕の記者会見で、和歌山県田辺市熊野(いや)の土砂ダムと奈良県五條市大塔町赤谷の土砂ダムについて「水位が午前11時頃から下がってきており、土砂ダムの越流により漏れ出した可能性もあり、この場合には土砂ダムの侵食が進行するおそれもあり、大変危険な状況にある」として、ダム決壊の危険度が非常に高くなっているとの認識を示し、警戒を求めた。

 藤村官房長官は、この日午前中の記者会見では熊野の土砂ダムについて「台風15号の降雨により午前10時現在で推計の数字上、水位は土砂ダムより170センチ高くなっており、いつ決壊してもおかしくない状況だ」としていた。

 また、今回の台風15号による人的被害について、死者4名、行方不明者2名になっている、とし、死者の冥福を祈ると共に被災者に見舞いのことばを述べ、今後の台風の動きに注意を呼びかけた。