来年度一般会計概算要求要望総額が過去最大規模

2025年09月05日 07:08

EN-b_099

財務省が3日発表した来年度一般会計概算要求と要望額を合わせた各省庁からの合計が122兆4454億円と前年度予算額に比べ7兆2476億円の大幅増となった

 財務省が3日発表した来年度一般会計概算要求と要望額を合わせた各省庁からの合計が122兆4454億円と前年度予算額に比べ7兆2476億円の大幅増になり、過去最大を3年連続で更新することになった。国債費も4兆1686億円増え32兆3865億円になった。

 省庁別では防衛省が8兆7909億円と前年度予算額に比べ1218億円の増。国土交通省が7兆2261億円と1兆1542億円の増。厚労省が34兆7929億円と4865億円の増。文科省が6兆599億円と5506億円の増などになっていた。全体として物価上昇や賃金上昇などを踏まえた要求になっている。加えて厚労省では年金・医療での増。防衛省は防衛力整備計画を踏まえた要求になっている。

 一方、総務省は19兆884億円で前年度予算額に比べ2977億円の減。財務省が1兆7340億円で1907億円の減。皇室費が74億円で39億円の減になっていた。(編集担当:森高龍二)