パテント・リザルトが行った特許資産の総合評価で電気機器業界の上位3社は昨年同様パナソニック、ソニー、東芝の3社だった。ただ、ソニーは昨年3位から東芝を抜いて2位にランクアップした。
上位7社(4位シャープ、5位三菱電機、6位日立製作所、7位富士通)に変化はなかった。
これは昨年4月1日から今年3月31日までの間に登録された特許を対象に特許一件ごとの注目度に基づくスコアを同社が独自に算出。企業ごとに合計得点を集計したもの。
パテント・リザルトはパナソニックの注目度の高い特許には「3D映像を記録媒体に記録する際のフォーマットに関する技術」、固体電解質型燃料電池などの水素と一酸化炭素の両方を燃料として発電する「ハイブリッド燃料電池発電装置」などがある、と説明。
ソニーは「液晶の残像を低減する技術」、「高音質のイヤホン」に関する技術など、東芝は「リアルタイム情報配信方法」、「検体解析方法」、「ネットワーク監視装置」に関する技術など注目度の高い特許として挙げられると総合評価で上位に入った特徴などをあげている。
(編集担当:福角忠夫)