立憲・野田代表「公明党は親和性のある党」

2025年12月08日 06:21

 立憲民主党の野田佳彦代表は5日の記者会見で、公明党について「(立憲と)親和性のある党」とした。

 野田氏は「右に傾きすぎる動きに対しブレーキをかけていく、中道の立場から政策実現をしていく」その意味で連携できる党とし、国会対応で「できれば採決の対応も含めて共同で対応できればいい」と述べた。

 野田氏は公明党と補正予算の組み換え動議も共に出していこうと両党政調会長間で合意でき、物価高対策の対象拡大をはじめ金利上昇を踏まえたすり合わせを進めていると明かした。

 補正予算に対応では「われわれの主張がどれぐらい盛り込まれているかという観点がある」と内容を吟味して判断していくもよう。また基金についても厳しくチェックしていく考えを示した。

 公明党の岡本三成政調会長は4日、記者団に「物価高に伴う生活者支援のターゲットを中間所得層にまで広げたい」考えを示した。(編集担当:森高龍二)