ブックオフコーポレーションと楽天グループのビットワレットは8日、ブックオフが運営する「BOOKOFF」等の直営店がビットワレットが運営する電子マネー「Edy」を導入することを発表した。9月30日より430店舗の全直営店で「Edy」が利用できるようになる。
導入が合意に至った背景には、ブックオフでは、多様化する顧客の決済ニーズに応えることと、「BOOKOFF」の店舗における平均利用単価は約1,000円であり、小額決済との親和性が高い電子マネーを導入することで顧客の利便性が高まることなどが挙げられる。一方、ビットワレットでは、今回の導入を通じて「おサイフケータイ」を活用したポイントプログラムによって、リユース業界の主なターゲット層である20代から30代の男女など、若年層の新規顧客の拡大を見込んでいることなどが挙げられる。
発表によると、今後は、直営店以外のフランチャイズ約600店舗への導入を検討するとともに、現在現金で支払いを行っている本やCD等の買取り金を「Edy」で受け取れるサービスを視野に入れているという。