コンドームだけでは防げない性感染症も

2011年09月09日 11:00

 厚生省の感染症分科会感染症部会エイズ・性感染症ワーキンググループの第7回会合が16日開かれる。性感染症に関する特定感染症予防指針の改正などについて審議する。

 改正の方向として、医療提供については「若年者が受診しやすい環境づくりへの配慮も必要」との文言を盛り込む予定で、早期発見、早期治療により重症化の防止、感染拡大防止につながるため、医療アクセスの向上については「保健所などでの検査から、受診、治療に結びつけられる体制づくりを推進することが重要」との文言を指針に盛り込む予定。

 また、コンドームについても、これまでは「避妊効果のみならず、性感染症の原因となる直接接触を妨げる物理的障壁として、性感染症予防に対する確実かつ基本的な効果を有するもので、その効果について普及啓発に努めるべき」としてきた指針を「性感染症予防に対する確実かつ基本的な効果を有するもの」との文言はそのまま活かすものの「その効果とともに、コンドームだけでは防ぐことができない性感染症があることについても普及啓発に努めるべき」と付加し、コンドームの製造・販売業者に協力を求めるように国や都道府県に啓発を促がすことを盛り込む予定。
(編集担当:福角忠夫)