民主党の幹事長に就任した輿石東氏は31日、「党に今一番求められているものは党内融和、一致結束して事にあたること。これに尽きる」と挙党態勢を改めて議員らに強調した。
政調会長に就任した前原誠司前外務大臣は「これから第3次補正、24年度予算編成、震災復興、原発対応、成長戦略などテーマが目白押しだが、全員野球の象徴として案をまとめる丁寧さとスピード感をお願いしたい」と議員全員が案づくりに参加し、議論し、案をまとめあげていこうと協力を呼びかけた。
国対委員長に就任した平野博文元内閣官房長官は「与党としての国対委員長は初めて。安住淳前国対委員長を金魚とすると、わたしは何なんでしょう」と両院議員総会での就任あいさつで笑いを誘いながらも「全員のみなさんの智恵を借りれば、ねじれ国会の運営は必ず克服できる。野田代表がドジョウであるなら、わたしはドジョウの住みよい泥になろう。泥にまみれて頑張りたい」と決意を示し、議員全員に協力を求めた。
(編集担当:福角忠夫)