本日のマーケットポイント
米主要3指数は「まちまち」の動き:前日の米国市場では、ハイテク比率の高いナスダックが1%超上昇した一方、ダウ平均は景気敏感株への戻り売りで小幅安となりました。
半導体関連への物色が継続:フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は、前営業日に一時7,843ポイントまで上昇するなど、AI関連銘柄への期待感から底堅い推移を見せています。
為替は159円台後半で推移:東京時間早朝の為替市場では、ドル円は1ドル=159円台後半で推移しており、急ピッチな円安進行は一服しています。輸出株への追加の買い材料としては限定的です。
FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ時期を巡る思惑が相場を揺さぶるなか、足元の経済指標では賃金動向が注視されており、米長期金利が低下しにくい状況が続いています。また、地政学リスクを背景とした原油高やインフレ再燃への警戒感も根強く、投資家の間では「AI銘柄への成長期待」と「バリュエーション(割高感)への警戒」が見方を二分する綱引きの状態となっています。
東京市場にとって、本日の寄り付きの焦点は「高値圏での利益確定売りをどこまで吸収できるか」にあります。先週末3日の日経平均終値は前日比660.22円高の53,123.49円と、大幅反発して引けました。週明けの寄り付きについては、米ハイテク株高を好感する動きがある一方で、為替の円安一服や過去最高水準にある株価への警戒感から、小幅な利益確定売りが先行する展開も想定されます。
その後は、東京エレクトロンやアドバンテストといった主力半導体関連株への押し目買いが指数を支える一方、全体としては方向感を探る「様子見」の時間帯が長くなりそうです。トランプ大統領が進める通商政策や中東情勢など、ボラティリティを高める外部要因も控えており、5万3,000円台という極めて高い水準を固め直す、重厚な展開になるとみられます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













